その理由はいったいどこにあるのでしょうか?
今回は、
「貯金しているのになぜ不安が拭えないのか?」
その原因を探っていきます。
また、将来に不安を感じなくするための方法について紹介します。
本記事の内容
貯金残高に対する不安
サラリーマンの多くの人は、毎月一定の貯金をしながら、それでも将来に不安を持っている人が多いようです。
2019年に金融庁から発表された「老後2,000万円問題」から、漠然とした不安感を抱いている人もいます。
平均的なサラリーマンの貯金額はどれくらい?
お金についての情報メディア『ゼニエモン』が行った、会社員を対象にした調査によると、
現在の貯蓄額は、100万円~500万円未満がもっとも多く21.7%でした。
次に多かったのは1,000万円以上が19.7%で、その多くは50代の人でした。
一方で、貯金が「10万円未満」と答えた人の約半数で50代が占めていて、これは貯金できている人とできていない人の差が激しいことを表しています。
また、ひと月あたりの貯蓄額は5万~10万円未満が最多でした。
次に、月々の手取り額の質問で一番多かったのが「10万円~30万円」の32.0%、
次いで多かったのが「20万円~30万円」で30.7%、
「30万円~50万円」が17.7%でした。
ちなみに、手取りが「10万円~20万円」と答えた人は20代が最も多く、「20万円~30万円」と答えた人は30代に多いという結果が出ました。
また、老後資金としてどれくらい貯めたいと考えているかの質問では、「1,000万円~3,000万円」と答えた人が最も多く39.0%でした。
回答の理由は、2019年に金融庁が発表した、「老後2,000万円問題」があったことから、こうした目標金額に設定している人が多いと予想されます。
将来の不安を解消するための5つの方法とは?
昨今は年々、平均寿命が伸びていることから、人生100年時代ともいわれていますよね。
そんな中、自分の将来に不安を感じている人も多いのではないでしょうか?
今の貯金額で本当に将来は大丈夫だろうか?
漠然とした不安がつきまとってしまう。
その不安材料とは一体何なのでしょう?
その不安を解消するための知識を得ることが、解決への近道となります。
ここでは、あなたが50歳でもまだ間に合う5つの不安解消法をご紹介します。
老後の資金は60歳を過ぎても貯めることができる
今の時代、60歳を過ぎても働くチャンスはたくさんあります。
会社が再雇用などで雇ってくれるケースも多いみたいです。
2019年6月に金融庁が発表した「老後2,000万円問題」にしても、月にして5.5万円不足していると言われていますが、その不足分を働くことで補うことができるでしょう。
体力次第と言われればそれまでですが、とは言え・・・60歳を過ぎても働くことで、60歳までに老後資産を貯めるのと同じような効果になりますよね。
また、60歳以降でも資格が必要な仕事があるので、60歳代からの仕事に役立つ資格を取得しておくのもおすすめです。
年金受給を遅らせることで、もらえるお金を増やすことができる
長く働くことは、年金受給でも良い効果があります。
一般的な65歳の年金受給ではなく、1年繰り下げて66歳から受給することで年金額を多くすることができます。
たとえば、年金受給を70歳とした場合、65歳から受給したときと比べ、約1.4倍の金額となります。
できるだけ長く働いて繰り下げ受給をすることで、安心を得ることができるでしょう。
年金の受給を繰り下げると、1ヶ月につき0.7%増やすことができますので、貯金の利回りよりもかなりおトクな計算になります。
また、2022年の4月からは75歳までの繰り下げが可能なので、最大で184%となります。
家族が病気などで介護状態になっても「介護保険」で解決できる
親や家族、そして本人がもし介護状態となったときのことを考えると不安になる人も多いでしょう。
そんなとき、介護保険や相続についての知識を得ることで、実際に病気になったときにどのように対処するのかをイメージすることができます。
また、実際に介護認定を受ければ介護保険が使えるので、一部のみを負担するだけでOKです👍
子供を大学に入学させるための貯蓄計画をしっかりと立てておく
「子どもをしっかりと大学までいかせられるのか?」と不安になる人もいるでしょう。
たとえば、学資保険などの内容が分かっていない場合は、いつ・どのくらいのお金がもらえるのかなどを把握しておくと安心です。
児童手当などを貯蓄にまわすなど、将来設計を立てておく必要がありますね。
また、これまで「投資」を考えていなかった人は、是非とも積極的に考えてみることをおすすめします。
僕は「楽天証券」で口座を作り、「つみたてNISA」をしていますが、現在つみたて歴1年7ヶ月で11万円超の利益になっています。
もちろん日によって上がり下がりの変動はありますけど、これまでは順調に増え続けています。
おすすめは「楽天ポイント」でも投資ができるので、個人的にはやっぱり楽天証券ですが、「SBI証券」なんかも人気は高いですね。
ここでは詳しく触れませんが、投資の基本は「長期」と「分散」です。
「つみたて」ではなく、普通の「NISA」や「iDeCo」などもあるので、それぞれのスタイルに合った投資方法を見つけてみてください。
家計を見直すことで、十分にゆとりを持つことができる
子どもが独立すれば、教育費や生活費も縮小でき、老後の資金づくりがやりやすくなります。
たとえば、自分が50代で子どもが独立したら、ダウンサイジングによって貯金額は大きく伸びますし、年金生活になったときの赤字を防ぐことができます。
まとめ
今は漠然と将来に不安を持っている人も多いでしょう。
僕は未婚ではありますが、それでも不安でいっぱいです(笑)
結婚できるのかどうかというほうが不安だったり・・・w
ただ、その不安がどこからくるのかを理解し、必要な知識を得ることで具体的に将来をイメージできるようになると思います。
今回は貯金に焦点を当て、将来の不安をどうやって解消するのか―。
僕なりに調べた5つの解消法をご紹介しました。
↓「投資でストレス発散」についてはこちらをどうぞ。
【投資】賢いお金の使い方!「将来の安心」を買おう【資産運用】
みなさん、お金はどのように使われていますか?
「将来が不安で仕方がないから貯金をしている」、あるいは「ストレス発散のために、パーッと使っちゃう」、はたまた「投資をしている」など、人それぞれですよね。
良くも悪くも、「お金」と「ストレス」は切っても切れない関係だと思います。
今回は、けいと(筆者)流の「ストレスを発散しつつ、お金に対する不安も払拭できる」、賢いお金の使い方をご紹介します。
この記事を読んでいただくことで、お金に対する考え方が変わり、使い方も変わる可能性があります(もちろん良い意味で)。
コメント